『茶農家との真剣勝負!闘茶会に潜入』

『茶農家との真剣勝負!闘茶会に潜入』に参加。奈良県 月ヶ瀬にて。

イベントと思ったら本気の闘茶会に茶農家さんと一緒に勝負でした。(ちょっと話が長いですがよろしければお付き合いくださいませ)
【闘茶会】〜 歴史は古く中国より鎌倉時代に伝来し ギャンブルとして流行りすぎて 室町時代に一旦禁止にになるほど。〜 話は遅れましたが お茶の産地を利き当て、勝敗を競う遊びだそうです。(遊び…と言う響きが不思議です)
社交の場に復活してから…江戸時代からは広く行われるようになり 今では 茶農家さんの間では毎年 全国大会があるそうです。
なんともびっくり、その町の予選会に参加させていただきました。

今回は5種類の日本茶を利き当てます。それぞれを 花 鳥 風 月 客 とします。手元に配られた将棋の歩の駒よりもまだ小さい花鳥風月客の文字が各々書かれた小板。お茶を飲んで 今のはこれ!と思う小板を写真の木箱…自分の番号のところに差し込んでいきます。
そして 2番目のお茶、3番目のお茶…と差し込んでいきます。箱の中では小板はお行儀よく並べられているので 箱の蓋を開けると 誰が合っているかがすぐにわかるようになっています。

出題者が順番を入れ替えながら 同じことを5回繰り返します〜5回戦するということですね。

舌の感覚が変わってくるので その都度正解率は変わりますが その中で正解の多い人から順位をつけていきます。

今回 18人中の11位ですが 一般参加者の中では2位。ちょうど一年前のリプトンのテイスティング会で1位でしたが 今回のは初挑戦の日本茶なので充分過ぎる結果です。

今回の私の1番の目的は茶農家さんのお話を聞くこと。
アフタヌーンティーとかのお洒落なものも喜んでいただけるので大好きですが、もともとは『茶』の追求をすることから始まり 今に至っているので 茶の木を育てたいとか茶摘みをしたいとか…常に思っていることで あちこちからお茶を育てる話や紅茶にする木を作ってるとか 紅茶の工場を作るとか もう興味キラキラの話が聞こえてきて嬉しくなりました。

教室で聞く話やネットや本に書いていることもいいのですが、美味しいお茶を作るために木を育て美味しいお茶を淹れるために追求し続けている茶農家さんのお話は実体験からなので納得がいき 深〜〜〜く心に染み込みました

今朝の堺市は今季初の積雪。月ヶ瀬までの1時間半の山越えは美しい雪景色。帰りは吹雪と美しい夕焼けの楽しいドライブでした ♪(一人で走ったので写真はないです)

長い文を読んでいただき ありがとうございます